活動紹介

ISO/TC227 ばね 第3回北京国際会議が開催される

 「ISO/TC227ばね」は平成16年11月に設立されました。
同時に日本ばね工業会は、国際幹事業務引受団体となり、標準化会議相羽繁生議長((株)東郷製作所社長)を国際幹事に選任いたしました。TC発足に伴い、当会は日本工業標準調査会(JISC)から国内審議団体の承認を受け、TC227国内委員会運営に責任を持つことになりました(山崎章委員長日本発条㈱常務執行役員)。TC227国内委員会には経済産業省、日本規格協会、日本ばね学会、その他ばねに関係する団体のメンバーが加わっております。

 「TC227ばね」ではビジネスプランが策定され金属ばね単品を対象とし、公差、ばね用語、評価法、ばね製造技術などの規格化を進めることが決まりました。現在この活動には12カ国が参加し、日本から提案した「ばね用語」と「ショットピーニングPart1」の2つの規格開発を進めています。昨年10月北京で開催された第3回の国際会議では2規格共にCD段階からDIS段階への移行が承認されました。さらにこの会議では中国から提案された「熱間成形圧縮コイルばね」の規格開発を新たに進めることが決まりました。

前列左から4人目が山崎国内委員長、6人目が相羽国際幹事、7人目がダンネルト国際会議議長(ドイツ)

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