活動紹介

ISO/TC227 ばね 第6回大阪国際会議が開催される

 「ISO/TC227ばね」は2004年(平成16年)11月に設立されました。
同時に日本ばね工業会は、国際幹事業務引受団体となり、標準化会議相羽繁生議長((株)東郷製作所社長)を国際幹事に選任いたしました。
TC発足に伴い、当会は日本工業標準調査会(JISC)から国内審議団体の承認を受け、TC227国内委員会運営に責任を持つことになりました(山崎章委員長 日本発条㈱専務執行役員)。TC227国内委員会には経済産業省、日本規格協会、日本ばね学会、その他ばねに関係する団体のメンバーが加わっております。

 「TC227ばね」ではビジネスプランが策定され金属ばね単品を対象とし、公差、ばね用語、評価法、ばね製造技術などの規格化を進めることが決まりました。現在この活動には13カ国が参加しております。日本から提案した「ばね用語」、「ショットピーニングPart1」は2009年(平成21年)7月にISO/TC227初の国際規格として発行されました。

 2010年(平成22年)11月大阪で開催された第6回の国際会議では第3回北京国際会議で中国が提案した「熱間成形圧縮コイルばね」のDIS案の審議と第5回マンチェスター国際会議で日本が提案した「ばね記号」のCD案の審議を行いました。今後は審議した結果を基にした修正案の投票が行われる予定です。
また次回の国際会議は2011年(平成23年)11月にイタリアのヴェネチアで開催することを決議しました。

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